「お店を育てる」ための道具選び

たとえばリアルなお店なら、最初に場所を決めて、内装を整えて、レジや棚を用意します。
日々の営業を支えるには、ちゃんと使える道具がそろっていることが大切です。

それはウェブでも同じで、サイトを「どこに置くか」「どうやって作るか」で、使いやすさも広がり方も大きく変わってきます。

このコラムでは、いろんなお店のサイト制作を手伝ってきた経験から、
「お店の住所と建物」にあたる、独自ドメインとレンタルサーバーについて大切なポイントをお伝えしていきます。


お店の「住所」「建物」を持つための独自ドメイン/サーバー

独自ドメインのサイトは、Google等の検索エンジンから「独立したひとつのサイト」として扱われます。
無料サービスのサブドメインよりも検索順位が上がりやすく、SEOの観点でも有利です。
サイトをしっかり運営していくなら、この差は大きなポイントになります。

無料サービスは「急に広告が入った」「サービス終了した」「仕様変更で機能が使えなくなった」など、
どうしても不安定さがあります。

せっかく積み重ねてきた情報や信用が、ある日突然崩れてしまうことも。
ビジネスの拠点を置くには、不安が残ります。

独自ドメインとサーバーがあれば、あとからネットショップを開いたり、予約機能や問い合わせフォームを付けたり、いろんな機能を追加できます。
チラシ的な紹介だけでなく、「働くサイト」に育てるための柔軟さがあるのです。

小さなコストで、しっかりした「土台」が持てる


「サーバーとドメインって、やっぱりお金かかるんでしょ?」
そのような声もよく聞きます。

確かに無料サービスと比べればコストはかかります。
ですが実際のところは以下のようになります!

- 独自ドメインの取得・更新費用:年間1,000〜2,000円ほど
- レンタルサーバーの利用料:月数百円〜 (年間で5,000円前後から)


合計しても、1年で6,000円程度。


この費用で、
・検索に強くなる
・機能を自由に追加できる
・サービスのルールに振り回されない


そのような安心して「お店を育てていける場所」が手に入ります。
かなり手が届きやすくて、しっかり元が取れる土台ですので、オススメさせていだきます!